ただの酔っぱらいのおっさんだ

NHKのクローズアップ現代でパチンコや競輪、競馬などに過度に入れ込み、生活が破綻するなどの人は脳に明らかな変化が見られ、病気であるとやっていた、そして治療法などを説明するのに出演していた人は、北海道立保健センターの医者であった、今年札幌では、競馬場が大掛かりな、改修を終えリニューアルし大勢の人を集めていた、このことに矛盾を感じるのは、俺だけだろうか

片一方では、競馬場に人を集めて、税収を稼ごうとし、もう一方では、それにはまる人を税金で治療しようとする、こんなことがこの平成も26年にもなる世の中で平然と行われている、なんと嘆かわしいことだろう、あいも変わらず、国民年金が、生活保護受給費を下回っているし、もう少しまともな行い、つまりは行政、政治、行う政（まつりごと）で行政はできないのであろうか、困ったものである。

為替は乱高下し、実体経済とは離れたところで、マネーゲームと化し、我々金属くず商は、右往左往だ、俺にできることは日曜日の休みに、せいぜい地下鉄やJRの駅のキオスクでビールとチーズちくわを買ってベンチで飲むくらいのことだ、千円も使えば良い所だもんねえ、毎週日曜日は、各銀行、郵便局、信用金庫を記帳しに回り最後は、琴似神社に参拝する、財布に入っている小銭は全部入れることにしている、そして八百万の神々に感謝し、今上陛下に感謝する

琴似の町を歩きながら、30年前の琴似を思い出しながらここにはミツワデパートがあったなあとか、高校生のときここでハッピ着たお兄さんに遊んでいってよとか引っ張られたなあとかと思いをめぐらしながら、ブツブツ考える、おっさんだねえ、自分では若い気でいるが確実におっさんだ、寝てしまったり、人に迷惑をかけないように店に入って、飲んではみっともないので店には入らないようにしている、コンビニやキオスクで買って飲んで、銀行を回る、ただの酔っぱらいのおっさんだ、昨日は何年かぶりに床屋に行った、いつもは自分でバリカンだが、やっぱり床屋はいいよねえと思った、休日でした。