2020年12月04日 おはようございます、寒いし忙しいし中々厳しいですねえ、でもまあ人間は楽をして良い事は無いので頑張ります、この間来てくれたお客さん、このブログ読んできてくれたと言う事でしたが、頑張ってるんだねえ、でも頑張り過ぎも良くないんだよと言ってました、お客さんが掛けてくれる言葉にありがたいなあと思います、道元禅師が開いた永平寺の門には「家庭厳峻にして陸老の真門より入るをゆるさず」と書いてあるそうです、意味は「どんなに禅の修行を積んだ偉い人であっても命がけの発心の無い人はこの門から永平寺に入る事は許されない」と言うような意味ですがまあ俺の仕事と永平寺での修業は全く違いますが俺は仕事に発心（悟りを求める心）様なものを感じている部分が有るのでどうもそういう言葉に惹かれますねえ
若い頃、勤めも長続きしないし、商売を起こすと言ったってそう簡単ではないしみたいな感じで、周りの友達はきちんと働いて普通に生活しているのに、俺はこれからどうやって生きて行こうかなあみたいな時期が有りました、24歳か25歳くらいの時ですかねえ、年末になって、金にも余裕が無くて12月31日の年越しの晩にハムを買う気にならなくてまあ実家帰ればそんなもの食べれるのですが俺は若い時から他人の世話になるのが嫌で自分の力で買えるようになりたくてハムの無い正月を過ごしました、おふくろが帰ってこないのかとか色々言ってましたが、あの時俺はこれから、商売して何とかかんとか来年の正月からは必ず贅沢なハムを沢山買ってストーブをガンガン焚いて暖かくて贅沢な正月を迎えてやると心に誓いました、次の年の正月、贅沢に沢山買えたかどうかは忘れましたがハムは買えたと思いますがハムの無い正月を一度過ごしました、今頃の季節を迎えるとそんな事有ったなあと思い出します
道元禅師の言う命がけの発心、俺には大晦日のハム似たものに感じては怒られるよねえ、今日も大晦日にハムや寿司を買えるように、周りのみんなにお年玉をやれるように俺は働きます、俺は元旦に年始の挨拶に来てくれる者の子供と奥さんには少額ですがお年玉をやる事にしています、良い歳した男には失礼になると思うのでやりません、今年もみんなにお年玉をあげられるように頑張って働きます、あの時のハムの買えなかった情けない正月を思うとダラダラしてられないんだよねえ、お袋が編んでくれた首巻して頑張りますねえ
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