2021年9月28日火曜日

2021年09月28日 84歳の警備員のテレビ番組を見て

 おはようございます、もう28日ですねえ、月日だけが早く過ぎるような気がしますが、もうすっかり朝晩寒いですねえ、今、朝の5時半事務所について、エアコンの暖房を点けてます

昨日の続きですがNHKの「仕事の流儀、プロフェッショナル」と言う番組で84歳の交通整理の警備員の人を取り上げていたのですがすごいですねえ、縫製工場を経営していたそうですが経営悪化で59歳の時に商売はやめて、その時どのようにしたのかは分かりませんが家は取られないで済んだようで今でも月3万円ローンを払っていると言う事です、番組中、84歳でどうして働いているのですかと聞かれますが「お金の為です、お金が欲しいから働いています、健康の為とかそういう事は言いたくありません」と答えます、月給20万円とやってましたが、年金を受給しているのかどうかは分かりませんが週5日月に20日は働いているような感じでした、電気工事会社に派遣されて、電気工事の派遣先の人たちと一緒に出掛けるのですが昼食を公園や雨の日は道路高架の下等で自分で作ってきた弁当を食べます、、それをNHKの取材班がこういうのをみじめだとか思いませんかと聞きます、ここに一つの問題が浮き彫りになります、みじめだと思わないかと聞くと言う事は聞いている側のNHKのスタッフはみじめだと思っていると言う事ですねえ

みじめだと思わないかと聞かれた84歳の警備員は即座に応えます「まったく思いません、のんびりできるし、こうやって公園の木の下にいて、葉っぱの間からの木漏れ日や何かがすごく良い」と答えます、がそのあと家に帰って、今こうしている経緯を語る中で最初は「どこ見てるんだバカヤロー、ちゃんと流せ」とすごい罵声を浴びたり、先輩から「そんなにやる気が無いなら午前中で帰っても良いんだぞ」と言われ全然やる気が湧かなかったと本音を語っています、公園や高架下での昼食についても最初はやはりみじめに感じたと語っている、それはそれまでにそういう経験がなかったからだとも語っています、それまでは自分は経営者で上からものを見ていたとも言っていますしかし冷静に考えたときに自分が置かれている状況等これから生きていかなければならないと考えたときにこの仕事しかないんだしこれをやっていかなければならない、そう思ってから変わってきたと言っています、奥さんが病気になり奥さんは闘病の末に3年前に亡くなったそうですが、奥さんが病気になり闘病生活を見るようになってから自分達は生かされているんだ、生かされていることに感謝していかなければいけないと思ったそうです、俺がこの番組というかこの人大したもんだなあと思ったのは低収入だからという点です、低収入なのに頑張ると言う点ですねえ、高収入で仕事について、うんちくを語るのは割と誰にでもできると思います、現にこの番組で他に紹介されている人たちは医者やマグロ漁師、陶芸家、スポーツ選手等です、番組冒頭でこの84歳の警備員は給料が安いと自分で言っています、俺も働いても働いても上手くいかないときが有りました、世間ではいろいろなことを言いますが働いても働いても収入が低い時と言うのは答えの出ない自問自答を繰り返し、堂々巡りのような状態になります、特に商売なんかは自分が思い描いたようにいかなくて逆に借金を背負いその後何年も大変なことになっていく場合も多々あります、まあ商売が上手くいかないのと勤めて低収入だと言うのとはちょっと違いますしこの84歳のオジサンはもう一人物で自分だけ食っていければ良いと言う事だしまあ単純に比較はできませんがでもこの番組見てて面白いなあと思いましたねえ、

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